Portable Room-Guard Alert Devices
ドアや窓が開けられるとアラームがなる装置があります。クライアントの部屋の前などに24時間体制で警備がある場合には必要ありませんが、そうでない場合クライアントの部屋にこのデバイスを設置しておくと、不審者がクライアントの部屋に入ろうとするときだけでなく、クライアントがボディガードに知らせずに部屋から抜け出そうとした際にもすぐに分かるので便利です。
Portable Carbon Monoxide/Smoke Detectors
私がボディガードとしてキャリアを積んだアメリカでは、以前一酸化炭素による死亡率が高かったこともあり、電池で使える小型の一酸化炭素検出器がアドバンスの機材セットの中に入っていました。ホテルに一酸化炭素検出器が備え付けてあったとしても、電力が安定しない国や地域にあるホテルの場合には念のために電池式の小型検出器をセットしておくと良いでしょう。
Panic Button
パニックボタンは、クライアントの部屋に設置しておきます。クライアントには、何か緊急事態が起きた際にボタンを押すことように伝えておきます。受信機は、PPOの部屋に置いておきます。アラームがなれば、PPOはすぐにクライアントの部屋へとかけつけ対応をします。
Black Light
ブラックライトは、ただ照らすだけで血痕や尿などの跡を見つけることが出来ますし、小さなものでスペースも取らないのでアドバンスの機材セットに入れて置くと色々便利です。特に現在のようにコロナなどの感染症が流行っている場合にはなおさらです。ただ神経質や潔癖症な方は、くれぐれも自分が泊まる部屋のベッドやトイレなどをブラックライトでチェックをしない方が良いかもしれません。
Portable Surveillance Devices
今や高級ホテルに限らずどこのホテルでも防犯のためにたくさんの監視カメラが設置されるようになりました。しかし、その監視カメラが必ずしも警護官が警護をする上で望んだエリアを録画しているとは限りません。ホテルに泊まる際アドバンス(先着警護)が持ち歩く機材セットには、小型監視カメラを入れておくことをオススメします。最近では、数千円と安価に小型監視カメラを購入できるようになりました。そして、それらの安価な監視カメラであっても、それなりの画質で録画が出来るようになりました。Bluetooth やWIFIを利用すれば、スマートフォーンにダウンロードしたアプリで遠隔操作をすることも可能です。クライアントが泊まる部屋の入口が綺麗に映る場所にカメラを設置して、警護官は自分の部屋から誰かクライアントの部屋に近づく不審者がいないか確認することも可能です。監視カメラを勝手にホテルの通路などに取り付けることは違法になる可能性もあるので、ホテルの警備責任者に許可を取るなど、あとで問題にならないように事前に確認をすることも忘れてはいけません。
去年、Atom Cam(アトムカム)という小型カメラを2500円で購入したのですが、安定したWIFIがある環境ならかなり使えます。
Handheld Metal Detector
手持ちの金属探知機もアドバンスの機材セットに1つは入れておくと何かと重宝します。クライアントがホテルの部屋でインタビューを受けたり、ゲストを招いたりすることがあるかと思います。その際に必要であれば、部屋に入る前に金属探知機で武器などの危険物を所持、携帯していないか確認します。もちろんなければ、手でボディタッチをしてチェックをすることも可能です。
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