- 2020年11月30日
ボディガードのフィロソフィー(Action vs. Reaction)
これまでいろいろな警護のコンセプトやセオリーについて書いてきましたが、今回のAction vs. Reactionが原点なのではないかと思っています。 アクションとリアクションでは、誰が考えてもアクションに分があることは明確です。アクションを起こす側は、自分が起点ですからタイミングを計ることが可能で […]
これまでいろいろな警護のコンセプトやセオリーについて書いてきましたが、今回のAction vs. Reactionが原点なのではないかと思っています。 アクションとリアクションでは、誰が考えてもアクションに分があることは明確です。アクションを起こす側は、自分が起点ですからタイミングを計ることが可能で […]
「ボディガードの車選び」について書いたので、民間警護ではなかなか車列を組んで走る機会はありませんが、車列の際の車間距離についても書いておきたいと思います。 車間距離のことを学ぶ前に知っておくべきことがあります。それは日本と欧米では指導法が少々異なることです。生真面目な人が多い日本では、「車列において […]
日本の民間警護で、車の運転までするところは少ないようです。そのため、ほとんどのボディガードが警護車両について考えたことがないのでしょうか。しかし、クライアントである警護対象者(以下、「V」という)が、車選びでアドバイスを求めてきた際に警護の視点でプロらしいアドバイスが出来ないのでは困ってしまいます。 […]
クライアントはボディガードにとってあくまで依頼人であり、家族でも友達でもありません。しかし、警護をするうえでクライアントのことをある程度知っている必要があります。 新たなクライアントを警護することになったら、まずクライアントと話をして必要な情報を収集します。これを「クライアント・インタビュー」と呼び […]
ボディガードに興味をもった人は、ボディガードについての本がないか調べてみると思います。 しかし、残念ながら日本語でボディガードに関することが書かれた本はあまり多くありません。 英語が出来る人なら、「英語ならどうだろう?」と調べてみるでしょう。英語だとボディガードに関する本をたくさん見つけることが出来 […]
警備業界の世界で最も権威があり、どこの国に行ってもその価値が認められているAmerican Society for Industrial Security (ASIS International)のCertified Protection Professional (CPP)でも紹介されるRober […]
テクノロジーの進歩でボディガードの仕事も随分楽になりました。テクノロジーは、ボディガードの仕事に、とても大きな変化をもたらしました。その最たる例は、おそらくGoogle Map/EarthやWazeなどのナビゲーションシステム(以下、「ナビ」という)です。今まで行ったことがない場所でも事前に写真でど […]
以前、仕事で行ったデンマークでは女性警護官がいないという話を聞いたことがあります。女性だからダメというわけではなく、まだ女性で警護の選抜試験に合格をするものが現れていないだけらしいです。 国連本部の警護チームには、女性警護官が数名在籍していましたがCPOC/R-CPOCをパスした人はいませんでした。 […]