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2021年

  • 2021年4月8日

日本人ボディガードが海外で直面する扱い

ボディガードと現金の回で、無料で最高のサービスを提供してくれるのは日本ぐらいで、他の国ではサービスを受けたら、それ相応の対価(チップ)を支払う必要があると書きました。しかし、ここで気をつけないといけないことが1点あります。それは、海外の人たちが持っている日本人へのイメージです。  実際は、 […]

  • 2021年4月7日

ボディガードと現金

日本でもクレジットカードや電子マネーが十分に浸透した感があり、以前に比べて財布の中の現金がかなり減ったという人も多いと思います。しかし、残念ながら同じアジアでも中国や韓国、そして欧米に比べるとまだまだ支払いは現金のみ、もしくはクレジットカードの利用は最低○○円からなんてルールを設けている店が残ってお […]

  • 2021年4月6日

国連本部警護チームの空港対処

残念ながら、民間の警備会社に勤めた経験がないので、民間警備会社所属の警護員が空港でどのようにVIPを受け入れ、送り出しているのか分かりません。今回は、私が約10年間警護のキャリアを積んだ国連本部の警護チームでは空港で民間の航空会社を利用する際どのような対応方法をしていたか少しだけ紹介したいと思います […]

  • 2021年4月5日

コードネーム

アマチュア無線では、無線をする際に電波法令で識別信号(コールサイン)を送信して通信するように義務づけられています。しかし警備業でよく使用される無線は、免許局であっても登録局であっても個人資格は不要な為、アマチュア無線のようにコールサインを送信する必要がありません。 秘話コードを付加して暗号化すること […]

  • 2021年4月3日

ボディガードの決意と実際のリスク

ボディガードをしている、目指していると言うと、度々以下の質問をされます。 「時に身を挺してクライアントの命を護る必要がある仕事ですが、あなたは本当にクライアントを護る為に己の命をかけられますか」 答えは「はい!」なはずです。その覚悟がなければボディガードになることを諦め、もっと安全な仕事を選ぶべきで […]

  • 2021年4月2日

コムタイムとスタンバイ

国が変われば、文化も法律も異なるので、単純に比べることは出来ませんが、他国の制度を参考にしたり、思い切って導入したりすることで、向上が見込めるのならば試してみる価値はあると思います。今日は、私がアメリカで15年間働き、日本の雇用条件より優れているというか従業員のことをよく考えていると思った雇用条件を […]

  • 2021年4月1日

ボディガードの合言葉と合図

ボディガードとクライアントの間には、色々な合言葉や合図の取り決めがあります。例えば、外から開けられないSafe Havenの中に身をひそめるクライアント、頑丈な壁に護られたSafe Havenの中からでは外で何が起きているのか分かりません。では、いつSafe Havenのドアを開けるのか。それは外か […]

  • 2021年3月26日

海外の資格⑩ Continuing Education / 28 hours Private Investigator Course

実は国連本部警備隊に入職するまでは、Private Investigator (PI, 探偵)になりたいと思っていました。実際、大学院を卒業したのちの就職活動をしていた際は、求人が出ているかに関係なく全米の探偵事務所に願書を送りつけていました。そのうち数社は面接まで進みましたが、結局外国人ということ […]

  • 2021年3月25日

威嚇射撃

2021年3月22日に富山県で、110番通報で現場に来た警察官がナイフを持った容疑者が警告を聞かず近寄ってきたので威嚇射撃をせずに胸に1発発砲するという事件がありました。胸を撃たれた容疑者は病院に搬送されるが死亡が確認されました。 威嚇射撃をせずに発砲、容疑者が死亡したことで、警察官の拳銃使用が適正 […]

  • 2021年3月24日

ボディガードのThreat Assessment

日本の4号警備を提供する民間警備会社では、誰がどのようなThreat Assessment(以下「TA」という)を行っているのか存じませんが、プロテクションのレベル決めの際に必要になるのが、TAです。言い方を変えればTAをしないことには何も始まりません。TAは、その任務における指針となるものなので、 […]