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ボディガード検定

  • 2021年3月10日

ハイグラウンドの優位性

警備に限らず、警護でもハイグラウンド(高所)の優位性は変わりません。ボディガードの業務上、戦闘になることは任務失敗を意味しますが、万が一戦闘になってしまった場合は出来るだけ相手よりも高い場所にポジションを取るだけでかなりのアドバンテージを得ることが出来ます。 このハイグラウンドの優位性は、意識すると […]

  • 2021年3月5日

車列のコントロール

車列と言っても、クライアントによってその台数は異なり、台数が異なれば車列のコントロールの仕方も変わってきます。ただ1つだけ変わらないのが、車列のスピードを決めるのは、クライアントが乗る車両(以下「VC」)だと言うことです。もちろん、VCを後ろから護る警護車両(以下「S1」)と密なコミュニケーションに […]

  • 2021年3月4日

ゲストのセキュリティチェック

危険(物)はメール、小包、プレゼントなどだけで運び込まれるわけではありません。危険(物)は人によって直接運び込まれることもあります。そのため、クライアントの脅威レベルが高く厳戒な警備・警護体制を敷くならば、クライアントのゲストにもクライアントと会う前にセキュリティチェックを受けてもらう必要があります […]

  • 2021年3月3日

ゲストのプレゼント検査

クライアント宛に届いた手紙や小包は、クライアントの手に渡る前に全てボディガードが安全か確認すると書きました。今回は、その延長でクライアントのゲスト(客人)がプレゼントを持ってきた場合にどう対応すべきかを紹介したいと思います。 最善の策は、事前に直接のプレゼント交換は控えて欲しい旨を先方に伝え、もしプ […]

  • 2021年3月2日

ボディガードによる手紙/小包検査

ボディガードの仕事は、アドバンス(先着警護、先遣隊)やPPOのようにクライアントとともに行動しクライアントを危険から護るだけではありません。クライアント宛に自宅やオフィスに届いた手紙や荷物をチェックすることもボディガードの仕事です。アメリカでは、1978年から1995年にかけて全米各地で郵便爆弾など […]

  • 2021年2月28日

ボディガードとセクシャル・ハラスメント

前所属の国連では、定期的にセクシャル・ハラスメントのクラスの受講が全職員に義務づけられていました。森元首相の女性軽視発言をきっかけに日本の男女平等が見直されつつありますが、活躍の場を日本国内のみでなく海外も視野にいれているボディガードは、セクシャル・ハラスメントについて人一倍気をつかわないといけませ […]

  • 2021年2月27日

ホスピタル・サーベイ

人は誰でも体調を崩したり、病気にかかったりして病院に行くことがあります。高齢者※や持病を持っている人であれば、病院にかかる可能性はさらに高くなります。ホスピタル(病院)は、アドバンスエージェント(先着隊、先遣隊)が絶対におさえておかないといけない場所の1つです。 高齢社会白書(内閣府)では、高齢者を […]

  • 2021年2月23日

車列におけるボディガードの気遣い

秘書やその他の随行員がおらず、いつも単体で行動をするクライアントであれば車列はとてもシンプルで悩むことはありません。国内の近距離の移動であれば、秘書や随員が多くても車列に乗り切れない人には車列とは別に目的地に行ってもらいます。車列に乗り込む人の数が多くなればなるほど出発までにかかる時間が長くなるので […]

  • 2021年2月21日

アドバンス・レポートのフォーマット

同市内、もしくは同国内でもアドバンス・エージェントが一度チームのもとへ戻り打ち合わせが出来るのであれば、それ以上のことはありません。 しかし、国外のアドバンスの場合には、予算的にも時間的にも打ち合わせの為だけに一度チームのもとに戻ることは現実的ではありません。 コロナによりリモートワークが多くなった […]

  • 2021年2月16日

The CARVER Process

カウンターサーベイランスの項で、プロのテロリストなどの犯罪者は襲撃前に必ず敵の弱点を知る為にサーベイランスをすると書きました。またカウンターサーベイランスを成功させる鍵は、相手がどんなことを調べているのかを知ることだとも書きました。 そこで、テロリストたちがどのようにターゲットを選ぶか知るのに有効な […]