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国連

  • 2021年4月26日

ガスマスク

国連時代、さすがにスーツで仕事をすることが多いボディガード業務の際には携帯していませんでしたが、制服勤務の際にはガスマスクを携帯していました。制服勤務時代の写真で利き手とは逆の足についているバッグの中身がガスマスクです。 都市部での化学兵器を用いたテロといえば、1995年3月20日に東京で起きたオウ […]

  • 2021年4月25日

ボディガードのメディカルトラベルキット

以前、警護員、エスコート、それぞれの海外出張の際の荷造りのことを書きました。しかし、警護でもエスコートでも任務に関係なくボディガードが必ず荷物の中に入れるアイテムがいくつかあります。その1つが本日紹介する出張用にコンパクトにまとめたメディカルキットです。クライアント用とは別に、各隊員が自身の為のメデ […]

  • 2021年4月23日

Acting President

ハリウッド映画では、アメリカ大統領がさらわれたりして、連絡が取れなくなるというシーンがよくあります。その場合、副大統領が臨時で大統領代行を務めるなど、代理の大統領が立てられます。これを英語では「Acting President」と言います。私が所属した国連本部には、大統領と副大統領はいませんが、代わ […]

  • 2021年4月15日

ボディガードの徽章

ボディガードといえば、耳のコイルチューブとスーツの襟に輝く徽章をイメージする人が多いと思います。拳銃を携帯した警護をしているボディガードは、通常バッジを腰に装備した拳銃の前につけています。これは、もし銃を使用する際にスーツのジャケットをサッとめくり相手にバッジが見えることで何者かを認識させる目的があ […]

  • 2021年4月9日

ボディガード、時には自腹覚悟で…

以前、火山や温泉(ブルーラグーン)、オーロラに氷河など見どころ満載で観光客に人気の国アイスランドにアドバンス(先着警護)をしに行ったことがあります。日本と同じように周りを海で囲まれた島国のアイスランドの面積は、日本より更に小さく10万3000㎞²しかありません(日本は、377,976,41km²)。 […]

  • 2021年4月6日

国連本部警護チームの空港対処

残念ながら、民間の警備会社に勤めた経験がないので、民間警備会社所属の警護員が空港でどのようにVIPを受け入れ、送り出しているのか分かりません。今回は、私が約10年間警護のキャリアを積んだ国連本部の警護チームでは空港で民間の航空会社を利用する際どのような対応方法をしていたか少しだけ紹介したいと思います […]

  • 2021年3月25日

威嚇射撃

2021年3月22日に富山県で、110番通報で現場に来た警察官がナイフを持った容疑者が警告を聞かず近寄ってきたので威嚇射撃をせずに胸に1発発砲するという事件がありました。胸を撃たれた容疑者は病院に搬送されるが死亡が確認されました。 威嚇射撃をせずに発砲、容疑者が死亡したことで、警察官の拳銃使用が適正 […]

  • 2021年2月28日

ボディガードとセクシャル・ハラスメント

前所属の国連では、定期的にセクシャル・ハラスメントのクラスの受講が全職員に義務づけられていました。森元首相の女性軽視発言をきっかけに日本の男女平等が見直されつつありますが、活躍の場を日本国内のみでなく海外も視野にいれているボディガードは、セクシャル・ハラスメントについて人一倍気をつかわないといけませ […]

  • 2021年2月14日

装備と労災の関係

私の前職の国連本部では、国連から支給された以外の装備を業務で身に着ける場合は、国連本部警備隊のChief of Security (COS)の許可をもらわなければなりません。これには、労災保険が大きく関わっています。隊員が勤務中に事故や事件で怪我をしたり、死亡してしまったとします。もし、その際にその […]

  • 2021年1月12日

ボディガードが失敗から築いたネットワーク

ボディガードは、食事に気をつかう人が多いです。特に異なる食文化を持つ海外での任務の際には、いつも以上に食事に気を使います。国連の同僚の中には海外出張中、生ものは一切口にしない人も少なくありませんでした。私は、もともとお腹があまり強くなく、すぐにお腹を壊す体質なので本来ならば、人一番食事には気をつかう […]