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国連

  • 2021年1月7日

ボディガードとイエローカード

イエローカードなんて言うとサッカーの警告カードを思い浮かべてしまいますが、ボディガードが使うイエローカードは、コロナで中国寄りの発言で非難を浴び世界的に有名になったテドロス・アダノム氏が長を務めるWorld Health Organization (WHO/世界保健機構)が発行する予防接種の国際証明 […]

  • 2021年1月4日

列車におけるボディガードの配置

列車と飛行機には大きな違いがあります。搭乗前にセキュリティチェックがあり、空港セキュリティによって身分の確認と武器の持ち込みを禁止されている飛行機に対し、列車の場合はそのどちらもなく誰でも気軽に乗り降りが出来ます。(※国が変われば、状況も異なりインドのように列車であっても乗り込む前にセキュリティチェ […]

  • 2020年12月31日

新人ボディガードの12月31日

これまで何度もボディガード、特に新人ボディガードにとってプライベートを確保することは大変難しいと書いてきました。クライアントのスケジュールで動くボディガードにとっては祝日も関係ありません。12月31日も例外ではありません。 私自身も念願叶って国連の警護班に配属になってから3年目までの毎年12月31日 […]

  • 2020年12月23日

国連警備隊の拳銃事情

ニューヨークの国連警備隊では、配属部署に関係なく全員が業務時は拳銃(グロック19)を携帯します。国連本部はニューヨークにありますが、国連の敷地は大使館などと同じで治外法権となっているため、独自のルールのもと拳銃を携帯することも出来ます。私が国連で働き始めるはるか以前の話ではありますが、当時は国連独自 […]

  • 2020年12月22日

国連警備隊の新人任務

これまで書いてきたブログ記事を読んでくださった方の中には、ニューヨークの国連本部で警護をすることに興味を持ってくれた方もいるかもしれません。ただ一つ勘違いをしてほしくないことがあります。それは、国連本部警備隊に入職してすぐには警護チームに配属されることはないということです。 たとえ日本でSPの経験が […]

  • 2020年12月21日

国際ボディガードの特権

以前、ボディガードの仕事は、映画やドラマの中で描かれるような派手で格好良い仕事ばかりではないと書きました。しかし、ボディガードにも、いくつか特権があります。その一つは、普通に暮らしていたら絶対に出会えないような人と出会えたり、普通は入れない場所に入れたりすることです。 私も政界であれば、歴代アメリカ […]

  • 2020年12月19日

国連職員専用パスポート

コロナの前まで、「世界の果てまで行ってQ」で世界中を飛び回っていたイモトアヤコさんは、テレビや紙面で度々パスポートのページの増補のことを語っていました。国連事務総長の警護をしていたころの私は、イモトさんと同じように世界中を飛び回っていたので、パスポートの増補をしていると思われがちで(ページを増補した […]

  • 2020年12月15日

海外ボディガードの給料

東京大学を卒業した方が年収230万円で警備の仕事をしているという記事を読みました。もちろん、幸せの基準は人それぞれ違うと思います。しかし、年収230万円だと月の手取りは色々引かれて15万円ほどで、きっと生活をしていくのにギリギリでしょう。先日、日本の警備業界の地位向上には、警備を学問として確立する必 […]

  • 2020年12月12日

ボディガードのマインドセット

警備員指導教育責任者講習教本で紹介されている技術について、ボディガードは自らの行動範囲を狭めるようなポジション取りをするべきではないと書きました。 ドアとドアの間に立つというポジショニングは、行動範囲を制限するだけでなく、視野の制限にもなるリスクがあります。そして、何よりもクライアントをコントロール […]

  • 2020年12月8日

国連警備隊のDead or Alive (CPOC/R-CPOC)

国連警備隊では、色々な警備・警護訓練を受けることが可能です。ニューヨークの本部所属の人のみを対象にした訓練もあれば、世界中にある国連の警備隊に所属さえしていれば受けられる世界共通の訓練もあります。 Close Protection Officer Course (CPOC)/Revised Clos […]