- 2020年11月29日
ボディガードの常識(車列における車間距離)
「ボディガードの車選び」について書いたので、民間警護ではなかなか車列を組んで走る機会はありませんが、車列の際の車間距離についても書いておきたいと思います。 車間距離のことを学ぶ前に知っておくべきことがあります。それは日本と欧米では指導法が少々異なることです。生真面目な人が多い日本では、「車列において […]
「ボディガードの車選び」について書いたので、民間警護ではなかなか車列を組んで走る機会はありませんが、車列の際の車間距離についても書いておきたいと思います。 車間距離のことを学ぶ前に知っておくべきことがあります。それは日本と欧米では指導法が少々異なることです。生真面目な人が多い日本では、「車列において […]
日本の民間警護で、車の運転までするところは少ないようです。そのため、ほとんどのボディガードが警護車両について考えたことがないのでしょうか。しかし、クライアントである警護対象者(以下、「V」という)が、車選びでアドバイスを求めてきた際に警護の視点でプロらしいアドバイスが出来ないのでは困ってしまいます。 […]
テクノロジーの進歩でボディガードの仕事も随分楽になりました。テクノロジーは、ボディガードの仕事に、とても大きな変化をもたらしました。その最たる例は、おそらくGoogle Map/EarthやWazeなどのナビゲーションシステム(以下、「ナビ」という)です。今まで行ったことがない場所でも事前に写真でど […]
先日テレビを見ていると、民間警護の第一人者だという方がゲストとして主演されていました。その方は、すぐに使えるボディガードの技として、鼻を押し上げる技(?)やナイフを持つ相手にベルトを使った撃退法などを紹介されていました。 私はNHKのテレビ番組「奇跡のレッスン」が大好きです。元ラグビー日本代表監督エ […]
以前、ニューヨークの国連本部のDepartment of Safety and Security(以下、「DSS」という)へどうやって就職したかは書きました[その記事はこちら]。今回は、Executive Protection Unit(以下、「EPU」という)に私が配属された経緯を書きたいと思いま […]
「Safe Haven(セイフ・ヘイヴン)」とは、アメリカの警護業界で仕事をする人なら誰でも知っている言葉です。Safeは「安全」、そしてHavenは「避難所」という意味の単語です。つまり「Safe Haven」は、安全な避難場所ということです。 警護での「セイフ・ヘイヴン」(「Hard Room( […]
日本でもSPは、警護をする際には拳銃を携帯します。そしてSPになるには、一般の警察官よりも拳銃の技術が求められます。 国連本部もSPと同様に警護官には、より高い射撃の技術が求められます。年に2度ある射撃試験も、制服勤務のオフィサーたちのものより難しいものとなっていました。 世界でも有数の厳しい銃規制 […]
日本の民間警備会社の方に話を聞いたのですが、日本では民間の警護で車の運転まで担当する会社は少ないそうです。 契約等で簡単ではないと思いますが、警護のプロなら運転をしないとしても、警護対象者(以下、Vという)が乗る車は事前にチェックしたいです。 前所属のニューヨークの国連本部には、専門の整備士がいて、 […]
私の経歴を見て、「どうやって国連本部の警備隊員(Security Officer)になったのですか?」とよく聞かれます。 国連本部(ニューヨーク)のDepartment of Safety and Security(安全保安局)(*以下「DSS」という)に就職をした日本人自体、私が2人目ですから謎の […]