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警備

  • 2023年11月13日

コスパ最強の警備訓練

コスパ最強の警護・警備訓練は、Tabletop Exercise(テーブルトップ演習)だと考えています。『Tabletop Exercise』とはその名の通り、机の上で行う演習、机上の研修のことで、日本語だとロールプレイング研修と呼ばれています。ではなぜ、Tabletop Exerciseがコスパ最 […]

  • 2023年11月6日

Asset Protectionとは?

International Security Journalの20023年9月号に記事を掲載して頂きました。今回は警護についてではなく、現在勤務している会社で携わっている「Asset Protection」について書いています。 Protection(プロテクション)という言葉は、すでに日本語でもす […]

  • 2023年4月10日

先入観を捨てる勇気

失敗を過度に恐れて何もしないのが国民性なのかと思ってしまうほど、挑戦や戦いを避ける人が日本には多い気がします。自ら逆境に飛び込み、「駄目で元々」どころか、どうしたらこの状況で成功するか、勝てるか考えるのを楽しんでしまう筆者には、それがもどかしくてなりません。 そこで「ダメ元」の例として、筆者がアメリ […]

  • 2023年1月30日

任務理解と維持すべきスキル

筆者は、現在(2023年1月)小規模店舗の警備に当たる警備員の指導も請負っており、その際に「警備員」の方々に必ず聞く質問があります。 以下がその質問です。 「店舗の営業時間中、店内の巡回をしていると床に倒れている店員Aを発見しました。あなたならどうしますか?」 それに対しての解答は決まって「先ずはA […]

  • 2022年12月12日

外資系企業にビジネスチャンスを求める警備会社へ

どこも厳しい経済状態の日本では、日本に支社を出す勢いがある外資系企業にターゲットを絞り、営業をかける警備会社や、顧客の大半が外資系企業という警備会社もあるようです。 コロナによって一時的に鎖国時代に逆戻りしまった日本ですが、コロナ渦以前はグローバル化が推し進められていましたし、円安、物価が極端に安く […]

  • 2022年9月5日

警備員は「警備員」であるべき

著者は残念ながら日本では警備員として働いたことがありません。そのため、日本で警備員になる為に必要な新任教育すら受けたことがありませんし、新任教育でどのようなことが指導されているのかも知りません。ただ日本帰国後に管理者として数社の警備員をマネージメントした経験があり、多少なりとも日本の警備業の事情につ […]

  • 2022年8月22日

警備会社の行く末

警備会社にとって警備員は例えるなら客に売る「商品」です。少しでも良い商品を提供しようと思わない会社には企業努力が足りないと思います。そんな警備会社が警備業に誇りを持っているとも思えません。 中国製品と言えば、かつては「安かろう悪かろう」でしたが今は品質や性能が向上し、その存在は世界から「メイド・イン […]

  • 2022年7月10日

銃撃から身を守る手引き

世界でも他に類を見ない厳しい銃規制により安全を守ってきた日本で、自身が銃撃されるかもしれないと考えたことがある人は、ほとんどいないのではないでしょうか。学校における乱射事件が多発するアメリカでは、Active Shooterの対策として、「Run, Hide, Fight」という手順を指導しています […]

  • 2022年7月9日

事件後の対応

今回の事件に限らず事件が起きた後には、あれこれ言う専門家が増えるものです。事件後に口で言うのは簡単ですが、実際にするのでは全く異なります。そして日本だけに限りませんが、こうした事件があると、事件後に必ず「組織内の犯人捜し」が始まり、誰かに責任を押し付けることで事を収める傾向にあります。そしてそのター […]