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警備

  • 2021年1月8日

警備とグローブ

4カ月とかなり短い期間でしたが、アメリカから帰国してから東京のラグジュアリーホテルで警備の責任者をしたことがあります。 既にコロナで大変な時期だったにも関わらず、私が配属されるまで直属の部下を始め、外注の警備会社の社員もグローブを携帯している人がほぼいませんでした。 部下から話を聞いてみると、以前酔 […]

  • 2021年1月6日

ターニケットはラストリゾート!

Tourniquet(ターニケット)は、止血帯のことです。いつごろからかサバイバルゲームが流行り、ミリタリーグッズに興味を持つ人が増えたこともあり、医療従事者でなくてもターニケットが止血帯だと分かる人も増えました。 紐と棒だけの原始的な道具ですが、シンプルな道具だけに故障で使えなくなる心配もありませ […]

  • 2020年12月23日

国連警備隊の拳銃事情

ニューヨークの国連警備隊では、配属部署に関係なく全員が業務時は拳銃(グロック19)を携帯します。国連本部はニューヨークにありますが、国連の敷地は大使館などと同じで治外法権となっているため、独自のルールのもと拳銃を携帯することも出来ます。私が国連で働き始めるはるか以前の話ではありますが、当時は国連独自 […]

  • 2020年12月22日

国連警備隊の新人任務

これまで書いてきたブログ記事を読んでくださった方の中には、ニューヨークの国連本部で警護をすることに興味を持ってくれた方もいるかもしれません。ただ一つ勘違いをしてほしくないことがあります。それは、国連本部警備隊に入職してすぐには警護チームに配属されることはないということです。 たとえ日本でSPの経験が […]

  • 2020年12月16日

ALSOK全国大会を視聴した感想

本日は、CBC制作で2020年12月13日(日)にTBS系列で放送された「BACKSTGE(バックステージ)」で取り上げられたALSOKの全国大会についていくつか思うところがあったので個人的な見解を書きたいと思います。 2010年10月に愛知県名古屋市で行われた国連と外務省共済の会議、生物多様性条約 […]

  • 2020年12月13日

警備業界の地位向上に必要なこと

1996年、高校3年生だった私は、大学で犯罪学を勉強したいと真剣に考え、まず日本国内の大学を探しました。もう24年も前のことなので、うろ覚えで申し訳ないのですが、確か日本大学の社会学部にいくつか犯罪学のクラスがあるだけで、調べても調べても犯罪学を専門として勉強できる大学は見つかりませんでした。そこで […]

  • 2020年12月10日

OCスプレー

日本では、催涙スプレーと呼びますが英語だとOCスプレーと呼びます(アメリカでは、MACE[メース]という会社のスプレーがとても有名で、メース社製でないものでも、OCスプレ―の総称としてメースと呼ぶ人もいます。メースは当初OCではなくCNガスを使用していましたが、CNガスは麻薬やアルコールの中毒者には […]

  • 2020年12月1日

海外の資格①IFPO’s CPO

世界でも有数の安全な国である日本では、警備業はまだこれからの分野です。警備業法が施行されたのが昭和47年(1972年)、警備業を始めるのに必要な(国家)資格である警備員指導教育責任者が制度化されたのも昭和57年(1982年)とどちらもまだ50年も経っていません。警備指導教育責任者のほか、現在は機械警 […]

  • 2020年11月27日

警備業界の労働時間

厚生労働省が定める労働基準法によると、労働時間が6時間を超える場合には45分以上、8時間を超える場合には1時間以上の休憩を与えることとなっています。また、時間外労働の上限についても詳しく定められています。しかし、時間外労働時の休憩のルールについては見つけることが出来ませんでした。※労働基準法に詳しい […]

  • 2020年11月16日

ボディガードの語学力

警備業界は慢性的な人材不足に悩み、バイトやシルバー雇用でその穴埋めをする警備会社も少なくありません。しかし、若い人が正職として勤めたいと思う魅力的な業界でないと、いずれその業界はすたります。まさに不の循環の真っただ中の警備業界には、若くて有能な人材も少ないようです。そういった現状で、第2言語をしっか […]