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警備

  • 2021年8月22日

護身術の前に始めるSA防犯術

日本では通り魔事件が起きるたびに、護身術など万が一そういう場に居合わせてしまった際の対処法の話題でいっぱいになります。2021年8月6日に小田急線の車内で起きた刺傷事件後も例に洩れず、色々な方がSNS上で対策法を紹介しており、そのおかげで著者もいままで知らなかった護身方法を学ぶことが出来ました。しか […]

  • 2021年8月8日

不審車両を覚える「CLAIMS 」

前回、不審者を覚えるのにAbbreviation(略語)の「ABCDEFG」が便利だと紹介しましたが、今回はその不審車両バージョンです。私は不審車両を覚えるのには、「CLAIMS(要求)」と記憶していました。 Color 車体の色。因みに日本でもアメリカでも、白が一番人気で、その次に黒、グレー、シル […]

  • 2021年8月2日

Firearms defense fact 実銃の基礎知識

日本でもクレー射撃や狩猟目的に散弾銃やライフルを合法的に所持することが出来ます。年々その数は減っているものの、令和2年度の警察白書によると、国内で許可を受けている猟銃、空気銃の総数は184,675丁と意外にも少なくありません。しかし、厳しい銃規制のおかげで、警察官もしくは自衛隊隊員でもない限り拳銃と […]

  • 2021年8月1日

Aide-Memoir 不審者を記憶する!

ボディガードは、日頃から周囲に注意をしながら警護に当たっています。そんな中で怪しいと思う人物を見つけた際には、チーム内でその人物の情報を共有します。では、どんな情報を共有すればよいのでしょうか。 ボディガードの主な任務はクライアントの安全を護ることで、不審者やアグレッサーを捕まえることではありません […]

  • 2021年7月31日

国際テロ組織

The Institute for Economic & Peace (IEP)のGlobal Terrorism Index 2020 (GTI)によると、テロリズムによる死者数は2014年から増え続けており、2019年のテロリズムによる死者数は13,826人となっています。しかしながら、 […]

  • 2021年7月24日

Workplace Violenceの早期発見と予防

COVID-19パンデミックによって、職場へ行かずに自宅から仕事をするリモートワークが急激に増えました。さらに今後パンデミックが終息してもリモートワークを継続するという人が一定数出てくるでしょう。以前は、自宅以外で最も多くの時間を費やす場所が「職場」と言う人が社会人には圧倒的に多く、そのためにボディ […]

  • 2021年6月19日

百聞は一見に如かず

あまりにも有名なことわざなので、知らない人はいないと思いますが「百聞は一見に如かず」は、人の口から100回聞いても、自分の目で1回見るには及ばないとう意味のことわざです。数多くあることわざの中でも、警護や警備をしていてこれ以上に「まさに!」と実感できることわざはないかと思います。 アリスター・スミス […]

  • 2021年6月15日

ボディガードにおける物理の法則

厚生労働省による国民健康・栄養調査は、国民の栄養状況や栄養素などの摂取量を把握するために毎年実施されている全国規模の調査です。その令和元年の報告書によると、日本人の平均体重は男性が62.7キロ、女性が50.8キロとなっています。それに対してアメリカの平均体重は、National Center for […]

  • 2021年6月12日

障害物レース

日本でもおなじみ(?)のスパルタンレースを始め、Tough Mudder, GORUCK, Warrior Dashなど様々な種類の障害物レースが世界中で開催されています。 どのレースも、コースの作成費や団体の維持費などの為、参加者には参加費として1万~2万円程度の支払いが求められます。それだけの金 […]

  • 2021年6月10日

ボディガードの話術② ~タクティカル8からのタクティカル5~

今でも警察官の過剰対応が問題視されることはありますが、今から20年前の1991年当時も、ロサンゼルス暴動のきっかけとなったロドニー・キング事件が起きるなど、全米で警察官による過剰対応が問題視されていました。そこで、警察は、過剰対応により失墜した信用を回復するため、The Use of Force C […]