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警護

  • 2021年3月25日

威嚇射撃

2021年3月22日に富山県で、110番通報で現場に来た警察官がナイフを持った容疑者が警告を聞かず近寄ってきたので威嚇射撃をせずに胸に1発発砲するという事件がありました。胸を撃たれた容疑者は病院に搬送されるが死亡が確認されました。 威嚇射撃をせずに発砲、容疑者が死亡したことで、警察官の拳銃使用が適正 […]

  • 2021年3月24日

ボディガードのThreat Assessment

日本の4号警備を提供する民間警備会社では、誰がどのようなThreat Assessment(以下「TA」という)を行っているのか存じませんが、プロテクションのレベル決めの際に必要になるのが、TAです。言い方を変えればTAをしないことには何も始まりません。TAは、その任務における指針となるものなので、 […]

  • 2021年3月22日

ボディガードの仕事は24/7

4号警備を提供している民間警備会社の多くは、Project-BaseではなくHourly Base、つまり時間給で契約をする場合がほとんどです。つまりクライアントの外出時に限定された警護/エスコートというスタイルが基本ということです。知人から聞いた話では、ボディガード養成学校を経営する会社が、その学 […]

  • 2021年3月19日

日本の資格② 普通救命講習

プロのボディガードは、射撃の腕や武道の腕前がすごいだけでは務まりません。クライアント、クライアントの家族、そしてチームメイトがケガや病気に襲われた際には適切な応急処置も求められます。アメリカでは、一般市民も救急救命士(EMT-BやParamedic)の資格取得が可能なので、以前もブログに書きましたが […]

  • 2021年3月18日

文化の違いによる警護スタイルの違い

ニュースなどで総理大臣や都知事が映る際、眼光鋭いSP(警視庁の警護官)がカメラ目線でピタッと真後ろに立っているのを良く見かけます。これは日本だけの光景ではありませんが、欧米ではあまり見かけません。 私が約10年間警護の仕事をした国連本部警備隊でも、「メディアが欲しい絵は、あくまで警護対象であって警護 […]

  • 2021年3月15日

免許と資格の違い

日本では、免許も資格もあまり差がなく使われてしまっていますが、Licenses(免許)とCertifications(資格)には大きな違いがあります。以下の文は、世界最大のセキュリティ団体ASIS InternationalによるLicensesとCertificationsの定義です。 Certi […]

  • 2021年3月12日

知識の言語化

皆さんもよくご存じのように、日本の警備業は1号から4号までの4つに分類されています。ボディガードは、この区分でいうと4号警備となるのですが、この4号警備は他の3つと大きく異なる点がいくつかあります。その1つが、クライアントとの距離です。民間警備の場合には、区分に関係なく、契約がまとまるまで営業職がク […]

  • 2021年3月11日

ボディガードの握手指導

COVID-19で握手をする機会もかなり減りました。しかし、今日のテクニックはCOVID-19が完全に終息して、以前のような生活を取り戻した時にきっと参考になると思います。 握手と言えば、警護対象者(以下「V」)が政治家であれば選挙活動などで支援者から、著名人であればファンたちから求められることが多 […]

  • 2021年3月10日

ハイグラウンドの優位性

警備に限らず、警護でもハイグラウンド(高所)の優位性は変わりません。ボディガードの業務上、戦闘になることは任務失敗を意味しますが、万が一戦闘になってしまった場合は出来るだけ相手よりも高い場所にポジションを取るだけでかなりのアドバンテージを得ることが出来ます。 このハイグラウンドの優位性は、意識すると […]

  • 2021年3月5日

車列のコントロール

車列と言っても、クライアントによってその台数は異なり、台数が異なれば車列のコントロールの仕方も変わってきます。ただ1つだけ変わらないのが、車列のスピードを決めるのは、クライアントが乗る車両(以下「VC」)だと言うことです。もちろん、VCを後ろから護る警護車両(以下「S1」)と密なコミュニケーションに […]