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警護

  • 2021年5月14日

ルーム・サーチ

Advanceの仕事の1つに、クライアントが行く先々のオフィスや会議室、そしてホテルの部屋などの箱の安全確認(ルーム・サーチ)があります。クライアントの脅威レベルやリソースによってルーム・サーチの仕方は異なります。爆発物に関しては、爆発物探知犬を使うと効率が良く、とても有効です。利用できるリソースは […]

  • 2021年5月12日

ごまかし笑い

アメリカで長く暮らして気がついたことがあります。英語にコンプレクスを持ち、自信がない時や、相手の言ったことを良く理解出来なかった際、微笑んでごまかす、その場をしのごうとする人が日本人には多い点です。同じアジア人でも中国人や韓国人は、英語が上手く話せなくても、このような態度をあまり取りません。 警護と […]

  • 2021年5月11日

フット・フォーメンション② (サポートチーム)

東京オリンピックが開催されれば、国内外のVIPsが多く集うため、警護・警備に携わる人にとっては良い学びの機会となります。ただ、民間警備会社の警備員がフット・フォーメーション①で紹介したようなフォーメンションに入って警護に携わることは少なく、その外(アウターレイヤー)での警備(サポート)に当たる可能性 […]

  • 2021年5月10日

フット・フォーメーション①(基礎)

「ボックス」、「ダイアモンド」、「V」といった警護のフォーメーションがありますが、これらのフォーメーションを形成するには最低でも警護官が5人必要となります。しかし、世界的にも見ても治安が良く、脅威レベルが低い日本での警護、特に民間警備会社が行うサービスの場合、5人もの警護員を派遣するのは稀なことです […]

  • 2021年5月8日

スタンダード

以前にも書きましたが、国連本部の保安局には約60の異なる国の出身者が在籍しています。警護チームも10以上の違う国の出身者によって構成されていました。国が違えば、当然ながら文化も常識も異なります。自分にとっては普通でも、相手にとっては普通ではないということもよくあります。同一民族の割合が全人口の大多数 […]

  • 2021年5月7日

公式カメラマン

政治家は、支持を得るために自身の活動を世間に認知させる必要があります。そのため、公式カメラマンを行く先々に同行させている政治家は少なくありません。ボディガードの任務は、クライアントの身の安全を護るのと同時に、クライアントのイメージも守る必要があります。本当に危険な地域や場面では、カメラマンのことまで […]

  • 2021年5月6日

日本の資格③猟銃所持許可証

海外でボディガード業に従事すると、民間でも日本ではなかなか扱わないような火器を扱う機会があるかもしれません。日本は、安全を保つために大変厳しい銃規制が敷かれています。そのため、海外に比べると民間人が火器を扱う機会は非常に限られています。以前も書きましたが、拳銃の扱いに関しては、日本で民間人が合法的に […]

  • 2021年5月1日

Suicidal Prevention

2015年9月に国連で開かれたサミットの中で決められた「SDGs(Sustainable Development Goals)」という言葉は、最近日本でもテレビなどで頻繁に耳にするようになりました。SDGsには2030年までに達成すべき17の目標があり、その一つ「3. すべての人に健康と福祉を」とい […]

  • 2021年4月30日

Gracie Survival Tactics

国連本部で警護官をしていたと話すと、高確率で国連本部ではどんな格闘術や護身術を学んだかを聞かれます。国連本部警備部(United Nation Department of Safety and Security)所属で警備・警護の任務にあたる者は、Tony Blauer氏が考案したS.P.E.A.R […]

  • 2021年4月29日

海外の資格⑪ WMD

先日紹介したガスマスク関連して、アメリカでLEや警備業従事者の多くが基礎教育の一環として学ぶWMDについて紹介します。WMDは、Weapon of Mass Destructionの略語で、日本語だと大量破壊兵器のことです。大量破壊兵器は: (1) Nuclear Weapons[核兵器](2) B […]