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ボディガード検定

  • 2021年1月10日

ボディガードとエレベーター

ボディガードにとっては、エレベーターも可能ならば使用を避けたいと思う乗り物の1つです。 日本では、建築基準法と労働安全法でエレベーターの所有者・管理者は定期検査報告と性能検査が義務化されており違反すると罰則を受けることになります。しかし、機械ですから、定期検査をしていたとしても故障するときは故障しま […]

  • 2021年1月4日

列車におけるボディガードの配置

列車と飛行機には大きな違いがあります。搭乗前にセキュリティチェックがあり、空港セキュリティによって身分の確認と武器の持ち込みを禁止されている飛行機に対し、列車の場合はそのどちらもなく誰でも気軽に乗り降りが出来ます。(※国が変われば、状況も異なりインドのように列車であっても乗り込む前にセキュリティチェ […]

  • 2021年1月2日

民間機におけるボディガードの配置

Twitterでリクエストを頂きましたので、本日は民間機におけるボディガードの配置について書きたいと思います。ただ民間機におけるボディガードの配置は、ブログで全てを説明するには量が膨大になってしまい難しいので導入部分のみとなります。詳しくは、セミナーやCCPS/CCPSWでお話します。 私が警護のキ […]

  • 2020年12月30日

ヒックの法則(ボディガードの装備に対する考え方)

「ヒックの法則」は、1951年に実験心理学やエルゴノミクスの先駆者として有名なイギリスの心理学者ウィリアム E. ヒック博士によって提唱された法則で、のちにアメリカの心理学者レイ・ハイマン博士によって更に発展、「ヒック・ハイマンの法則」とも呼ばれています。 この法則で、ヒック博士とハイマン博士は「人 […]

  • 2020年12月27日

ルート・サーベイ 補足

本隊の車が到着する際に縁石の下に降りて待つ新人警護官がときどきいますが、これは良くありません。車などの機械には思わぬ故障が起きることがあります。アドバンスは、車の導線上には立たず、縁石などがあれば縁石の上に立つべきです。これはお互いの安全のためです。人の安全を護るには、まず己の安全を護れないようでは […]

  • 2020年12月26日

ルート・サーベイ Part 2

アドバンスは、実際に選んだ3つのルート(プライマリー、セカンダリー、エマージェンシー)を走ってみます。実際に走る際に注意する点は、「チョーク・ポイント」と「チェック・ポイント」となりえる場所です。 チョーク・ポイント(Choke Point)は、前回書いたように襲撃されやすい場所のことです。チョーク […]

  • 2020年12月18日

ボディガードのフラッシュライト

海外で携帯していた装備品のうち日本で銃刀法にも軽犯罪法にもひっかからない数少ないものがフラッシュライトです。 Twitterを覗くと、フラッシュライトに詳しい方が日本には本当に多くて驚かされます。ストロボ機能を利用し相手の目をくらまし、その間に制圧したり、逃げたりと防犯/護身グッズとして携帯する方も […]

  • 2020年12月12日

ボディガードのマインドセット

警備員指導教育責任者講習教本で紹介されている技術について、ボディガードは自らの行動範囲を狭めるようなポジション取りをするべきではないと書きました。 ドアとドアの間に立つというポジショニングは、行動範囲を制限するだけでなく、視野の制限にもなるリスクがあります。そして、何よりもクライアントをコントロール […]

  • 2020年12月8日

国連警備隊のDead or Alive (CPOC/R-CPOC)

国連警備隊では、色々な警備・警護訓練を受けることが可能です。ニューヨークの本部所属の人のみを対象にした訓練もあれば、世界中にある国連の警備隊に所属さえしていれば受けられる世界共通の訓練もあります。 Close Protection Officer Course (CPOC)/Revised Clos […]

  • 2020年12月5日

先着警護の任務

Patrick McNamara氏が著書「SENTINEL – Become the Agent in Charge of Your Own Protection Detail-」の中でアドバンス(先着警護、先遣隊)について、とても分かりやすくリスト化にしていたので、そのリストにそって紹介したいと思 […]