要人警護
- 2021年4月19日
レッドカーペットとメディア
クライアントにもよりますが警護業に従事していると、レッドカーペットイベントで警護をする機会が多くあります。レッドカーペットはセレモニアルの意味合いがとても強く、多くのメディアがレッドカーペットを歩く招待客を写真に収めようと狙っています。もちろんリスクを無視することは出来ませんが、このようなイベントで […]
- 2021年4月18日
Friendly Fireとコミュニケーション
「Friendly Fire」とは、味方からの誤射のことを意味します。Friendly Fireは、戦場などの混乱した環境では度々起きてしまっています。最近のケースで最も有名なのは、元NFLのスーパースター、パット・ティルマン氏のケースだと思います。ティルマン氏は、2001年に起きた同時多発テロをき […]
- 2021年4月16日
ボディガードと先入観
警護車両と言われたら黒色の高級セダン車や黒色の大型SUV車をイメージする人が多いと思います。実際、日本だけに限らず世界的にも警護車両の多くは黒色です。高級感や威圧感があるうえ、人気色なので目立ちすぎないのも黒い警護車両が好まれる理由だと言われています。日本では、たびたび煽り運転のニュースが世間をにぎ […]
- 2021年4月13日
壁に耳あり障子に目あり
日本の警備業従事者の中には、人とのコミュニケーションが苦手なため、人付き合いが少なく、一人で自由気まま、ストレスフリーな職場だから就いたというコメントをしている人をときどき見かけます。しかし本来真逆で、警備や警護は常に万が一のことを想定しながら動くためストレスもそれなりにありますし、コミュニケーショ […]
- 2021年4月12日
First Instinct
アメリカで警護をしている際によく上司から言われた格言に、“Always trust your first gut instincts. If you genuinely feel in your heart that something is wrong, it usually is.” というもの […]
- 2021年4月11日
ボディガードの誠意と根気
以前、日本人だったから、パレスチナでとても良い待遇を受けたと書きました。しかし、日本人であることが酷い態度を取られる原因になることもあります。私が国連本部警護チームに配属されたばかりのころのトラベルコーディネーターは、イスラエル人女性で中東の情報には詳しいがアジアについては何も知らない人でした。当然 […]
- 2021年4月9日
ボディガード、時には自腹覚悟で…
以前、火山や温泉(ブルーラグーン)、オーロラに氷河など見どころ満載で観光客に人気の国アイスランドにアドバンス(先着警護)をしに行ったことがあります。日本と同じように周りを海で囲まれた島国のアイスランドの面積は、日本より更に小さく10万3000㎞²しかありません(日本は、377,976,41km²)。 […]
- 2021年4月8日
日本人ボディガードが海外で直面する扱い
ボディガードと現金の回で、無料で最高のサービスを提供してくれるのは日本ぐらいで、他の国ではサービスを受けたら、それ相応の対価(チップ)を支払う必要があると書きました。しかし、ここで気をつけないといけないことが1点あります。それは、海外の人たちが持っている日本人へのイメージです。 実際は、 […]