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要人警護

  • 2021年4月7日

ボディガードと現金

日本でもクレジットカードや電子マネーが十分に浸透した感があり、以前に比べて財布の中の現金がかなり減ったという人も多いと思います。しかし、残念ながら同じアジアでも中国や韓国、そして欧米に比べるとまだまだ支払いは現金のみ、もしくはクレジットカードの利用は最低○○円からなんてルールを設けている店が残ってお […]

  • 2021年4月6日

国連本部警護チームの空港対処

残念ながら、民間の警備会社に勤めた経験がないので、民間警備会社所属の警護員が空港でどのようにVIPを受け入れ、送り出しているのか分かりません。今回は、私が約10年間警護のキャリアを積んだ国連本部の警護チームでは空港で民間の航空会社を利用する際どのような対応方法をしていたか少しだけ紹介したいと思います […]

  • 2021年4月5日

コードネーム

アマチュア無線では、無線をする際に電波法令で識別信号(コールサイン)を送信して通信するように義務づけられています。しかし警備業でよく使用される無線は、免許局であっても登録局であっても個人資格は不要な為、アマチュア無線のようにコールサインを送信する必要がありません。 秘話コードを付加して暗号化すること […]

  • 2021年4月3日

ボディガードの決意と実際のリスク

ボディガードをしている、目指していると言うと、度々以下の質問をされます。 「時に身を挺してクライアントの命を護る必要がある仕事ですが、あなたは本当にクライアントを護る為に己の命をかけられますか」 答えは「はい!」なはずです。その覚悟がなければボディガードになることを諦め、もっと安全な仕事を選ぶべきで […]

  • 2021年4月1日

ボディガードの合言葉と合図

ボディガードとクライアントの間には、色々な合言葉や合図の取り決めがあります。例えば、外から開けられないSafe Havenの中に身をひそめるクライアント、頑丈な壁に護られたSafe Havenの中からでは外で何が起きているのか分かりません。では、いつSafe Havenのドアを開けるのか。それは外か […]

  • 2021年3月24日

ボディガードのThreat Assessment

日本の4号警備を提供する民間警備会社では、誰がどのようなThreat Assessment(以下「TA」という)を行っているのか存じませんが、プロテクションのレベル決めの際に必要になるのが、TAです。言い方を変えればTAをしないことには何も始まりません。TAは、その任務における指針となるものなので、 […]

  • 2021年3月22日

ボディガードの仕事は24/7

4号警備を提供している民間警備会社の多くは、Project-BaseではなくHourly Base、つまり時間給で契約をする場合がほとんどです。つまりクライアントの外出時に限定された警護/エスコートというスタイルが基本ということです。知人から聞いた話では、ボディガード養成学校を経営する会社が、その学 […]

  • 2021年3月18日

文化の違いによる警護スタイルの違い

ニュースなどで総理大臣や都知事が映る際、眼光鋭いSP(警視庁の警護官)がカメラ目線でピタッと真後ろに立っているのを良く見かけます。これは日本だけの光景ではありませんが、欧米ではあまり見かけません。 私が約10年間警護の仕事をした国連本部警備隊でも、「メディアが欲しい絵は、あくまで警護対象であって警護 […]

  • 2021年3月15日

免許と資格の違い

日本では、免許も資格もあまり差がなく使われてしまっていますが、Licenses(免許)とCertifications(資格)には大きな違いがあります。以下の文は、世界最大のセキュリティ団体ASIS InternationalによるLicensesとCertificationsの定義です。 Certi […]

  • 2021年3月12日

知識の言語化

皆さんもよくご存じのように、日本の警備業は1号から4号までの4つに分類されています。ボディガードは、この区分でいうと4号警備となるのですが、この4号警備は他の3つと大きく異なる点がいくつかあります。その1つが、クライアントとの距離です。民間警備の場合には、区分に関係なく、契約がまとまるまで営業職がク […]