要人警護
- 2021年4月6日
国連本部警護チームの空港対処
残念ながら、民間の警備会社に勤めた経験がないので、民間警備会社所属の警護員が空港でどのようにVIPを受け入れ、送り出しているのか分かりません。今回は、私が約10年間警護のキャリアを積んだ国連本部の警護チームでは空港で民間の航空会社を利用する際どのような対応方法をしていたか少しだけ紹介したいと思います […]
- 2021年4月3日
ボディガードの決意と実際のリスク
ボディガードをしている、目指していると言うと、度々以下の質問をされます。 「時に身を挺してクライアントの命を護る必要がある仕事ですが、あなたは本当にクライアントを護る為に己の命をかけられますか」 答えは「はい!」なはずです。その覚悟がなければボディガードになることを諦め、もっと安全な仕事を選ぶべきで […]
- 2021年4月1日
ボディガードの合言葉と合図
ボディガードとクライアントの間には、色々な合言葉や合図の取り決めがあります。例えば、外から開けられないSafe Havenの中に身をひそめるクライアント、頑丈な壁に護られたSafe Havenの中からでは外で何が起きているのか分かりません。では、いつSafe Havenのドアを開けるのか。それは外か […]
- 2021年3月24日
ボディガードのThreat Assessment
日本の4号警備を提供する民間警備会社では、誰がどのようなThreat Assessment(以下「TA」という)を行っているのか存じませんが、プロテクションのレベル決めの際に必要になるのが、TAです。言い方を変えればTAをしないことには何も始まりません。TAは、その任務における指針となるものなので、 […]
- 2021年3月22日
ボディガードの仕事は24/7
4号警備を提供している民間警備会社の多くは、Project-BaseではなくHourly Base、つまり時間給で契約をする場合がほとんどです。つまりクライアントの外出時に限定された警護/エスコートというスタイルが基本ということです。知人から聞いた話では、ボディガード養成学校を経営する会社が、その学 […]
- 2021年3月18日
文化の違いによる警護スタイルの違い
ニュースなどで総理大臣や都知事が映る際、眼光鋭いSP(警視庁の警護官)がカメラ目線でピタッと真後ろに立っているのを良く見かけます。これは日本だけの光景ではありませんが、欧米ではあまり見かけません。 私が約10年間警護の仕事をした国連本部警備隊でも、「メディアが欲しい絵は、あくまで警護対象であって警護 […]