- 2021年9月21日
今、国連本部警備隊は日本人にとってチャンス!
セキュリティの関係で、ニューヨークの国連本部警備隊の隊員数を書く事は出来ませんが、日本人隊員は著者が離職したことで0になりました。著者が2006年に入職した際には、自衛隊出身の日本人の先輩が1名、そして日本人の父とコロンビア人の母の間に産まれ日本にルーツを持つ先輩が1名いました。元自衛隊の先輩は、定 […]
セキュリティの関係で、ニューヨークの国連本部警備隊の隊員数を書く事は出来ませんが、日本人隊員は著者が離職したことで0になりました。著者が2006年に入職した際には、自衛隊出身の日本人の先輩が1名、そして日本人の父とコロンビア人の母の間に産まれ日本にルーツを持つ先輩が1名いました。元自衛隊の先輩は、定 […]
国連(United Nations)という名前は聞いたことがあっても、日本帰国後色々な方と話をすることで、本部がどこにあり、どんなことをしている団体で、組織の長が誰かを知らない人が意外にも多いことに気がつきました。乱暴な言い方になってしまいますが、国連は基本的に弱者の救済機関です。すなわち、今でこそ […]
カルチャー(文化)は、ビジブルとインビジブルの2タイプに分類することができます。ビジブル・カルチャーは、食事、芸術、音楽、文学などその名の通り目に見える有形の文化です。それに対してインビジブル・カルチャーは、モラル、価値観、倫理観、信念、信仰など無形の文化です。 異文化間での衝突(Intercult […]
「ボディガードの隠語」では、クライアントの情報が盗み聞きなどで警護チーム(以下「チーム」)の外に洩れることを防ぐため、チーム以外の人間には何を話しているのか分からないようにするテクニックを紹介しました。そして「ボディガードの合言葉と合図」では、クライアントとチーム間の取り決めについて紹介しました。今 […]
依然少し紹介した警備のコンセプト「Defense in Depth」は、何層にもおよぶ強固な警備の壁を用いて護る手段で、いわば「足し算」の警護です。シークレット・サービスの警護がこの代表格で「多勢に無勢」、とにかく数をもって制すやり方です。 シークレット・サービスのような底なしのリソースを持つ組織な […]
大抵の人は、上から物を言われたり、命令されたりするとムッとします。しかし、楽しいことを共有しようとする動きや誘いには素直に従うものです。プロと呼ばれるボディガードほど、こうした法則を上手に利用し、相手に不快な思いをさせることなく、気づかぬうちにこちらが求める動きをさせるように誘導し警護をします。 著 […]
日本では通り魔事件が起きるたびに、護身術など万が一そういう場に居合わせてしまった際の対処法の話題でいっぱいになります。2021年8月6日に小田急線の車内で起きた刺傷事件後も例に洩れず、色々な方がSNS上で対策法を紹介しており、そのおかげで著者もいままで知らなかった護身方法を学ぶことが出来ました。しか […]
Cable Ties (ケーブルタイ)、Zip Ties、Tie-Wrapなどいろいろ異なる英語での呼び方がありますが、どれも結束バンドのことです。結束バンドも前回紹介したケミカルライト同様に日本ではダイソーなどの100均ショップでも購入が可能な身近なものです。これも必ず持っていないといけない物では […]
コンサートやお祭りなどで使われる、パキッと折ると化学反応で一定時間暗闇の中で輝く棒は、ケミカルライト、サイリューム、グロースティック、イルミネーションマーカーなどいくつかの異なる呼び方があり、メーカーによって光量や持続時間が異なりますが、どれも基本は同じものです。 必ず持っておかなければならない道具 […]
「空港でのBaggage Officer(s)」では、空港での荷物の取り扱いに焦点を当てましたが、Baggage Officer(s)はイミグレーション関連の担当を兼ねる場合も多くあります。とにかく警護対象者(以下「V」)の空港での滞在時間(=エクスポージャータイム)を減らす為にVや警護チームメンバ […]