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ボディガード

  • 2021年5月11日

フット・フォーメンション② (サポートチーム)

東京オリンピックが開催されれば、国内外のVIPsが多く集うため、警護・警備に携わる人にとっては良い学びの機会となります。ただ、民間警備会社の警備員がフット・フォーメーション①で紹介したようなフォーメンションに入って警護に携わることは少なく、その外(アウターレイヤー)での警備(サポート)に当たる可能性 […]

  • 2021年5月10日

フット・フォーメーション①(基礎)

「ボックス」、「ダイアモンド」、「V」といった警護のフォーメーションがありますが、これらのフォーメーションを形成するには最低でも警護官が5人必要となります。しかし、世界的にも見ても治安が良く、脅威レベルが低い日本での警護、特に民間警備会社が行うサービスの場合、5人もの警護員を派遣するのは稀なことです […]

  • 2021年5月8日

スタンダード

以前にも書きましたが、国連本部の保安局には約60の異なる国の出身者が在籍しています。警護チームも10以上の違う国の出身者によって構成されていました。国が違えば、当然ながら文化も常識も異なります。自分にとっては普通でも、相手にとっては普通ではないということもよくあります。同一民族の割合が全人口の大多数 […]

  • 2021年5月7日

公式カメラマン

政治家は、支持を得るために自身の活動を世間に認知させる必要があります。そのため、公式カメラマンを行く先々に同行させている政治家は少なくありません。ボディガードの任務は、クライアントの身の安全を護るのと同時に、クライアントのイメージも守る必要があります。本当に危険な地域や場面では、カメラマンのことまで […]

  • 2021年5月1日

Suicidal Prevention

2015年9月に国連で開かれたサミットの中で決められた「SDGs(Sustainable Development Goals)」という言葉は、最近日本でもテレビなどで頻繁に耳にするようになりました。SDGsには2030年までに達成すべき17の目標があり、その一つ「3. すべての人に健康と福祉を」とい […]

  • 2021年4月30日

Gracie Survival Tactics

国連本部で警護官をしていたと話すと、高確率で国連本部ではどんな格闘術や護身術を学んだかを聞かれます。国連本部警備部(United Nation Department of Safety and Security)所属で警備・警護の任務にあたる者は、Tony Blauer氏が考案したS.P.E.A.R […]

  • 2021年4月29日

海外の資格⑪ WMD

先日紹介したガスマスク関連して、アメリカでLEや警備業従事者の多くが基礎教育の一環として学ぶWMDについて紹介します。WMDは、Weapon of Mass Destructionの略語で、日本語だと大量破壊兵器のことです。大量破壊兵器は: (1) Nuclear Weapons[核兵器](2) B […]

  • 2021年4月26日

ガスマスク

国連時代、さすがにスーツで仕事をすることが多いボディガード業務の際には携帯していませんでしたが、制服勤務の際にはガスマスクを携帯していました。制服勤務時代の写真で利き手とは逆の足についているバッグの中身がガスマスクです。 都市部での化学兵器を用いたテロといえば、1995年3月20日に東京で起きたオウ […]

  • 2021年4月25日

ボディガードのメディカルトラベルキット

以前、警護員、エスコート、それぞれの海外出張の際の荷造りのことを書きました。しかし、警護でもエスコートでも任務に関係なくボディガードが必ず荷物の中に入れるアイテムがいくつかあります。その1つが本日紹介する出張用にコンパクトにまとめたメディカルキットです。クライアント用とは別に、各隊員が自身の為のメデ […]

  • 2021年4月23日

Acting President

ハリウッド映画では、アメリカ大統領がさらわれたりして、連絡が取れなくなるというシーンがよくあります。その場合、副大統領が臨時で大統領代行を務めるなど、代理の大統領が立てられます。これを英語では「Acting President」と言います。私が所属した国連本部には、大統領と副大統領はいませんが、代わ […]