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身辺警護

  • 2021年4月18日

Friendly Fireとコミュニケーション

「Friendly Fire」とは、味方からの誤射のことを意味します。Friendly Fireは、戦場などの混乱した環境では度々起きてしまっています。最近のケースで最も有名なのは、元NFLのスーパースター、パット・ティルマン氏のケースだと思います。ティルマン氏は、2001年に起きた同時多発テロをき […]

  • 2021年4月16日

ボディガードと先入観

警護車両と言われたら黒色の高級セダン車や黒色の大型SUV車をイメージする人が多いと思います。実際、日本だけに限らず世界的にも警護車両の多くは黒色です。高級感や威圧感があるうえ、人気色なので目立ちすぎないのも黒い警護車両が好まれる理由だと言われています。日本では、たびたび煽り運転のニュースが世間をにぎ […]

  • 2021年4月15日

ボディガードの徽章

ボディガードといえば、耳のコイルチューブとスーツの襟に輝く徽章をイメージする人が多いと思います。拳銃を携帯した警護をしているボディガードは、通常バッジを腰に装備した拳銃の前につけています。これは、もし銃を使用する際にスーツのジャケットをサッとめくり相手にバッジが見えることで何者かを認識させる目的があ […]

  • 2021年4月13日

壁に耳あり障子に目あり

日本の警備業従事者の中には、人とのコミュニケーションが苦手なため、人付き合いが少なく、一人で自由気まま、ストレスフリーな職場だから就いたというコメントをしている人をときどき見かけます。しかし本来真逆で、警備や警護は常に万が一のことを想定しながら動くためストレスもそれなりにありますし、コミュニケーショ […]

  • 2021年4月12日

First Instinct

アメリカで警護をしている際によく上司から言われた格言に、“Always trust your first gut instincts. If you genuinely feel in your heart that something is wrong, it usually is.” というもの […]

  • 2021年4月11日

ボディガードの誠意と根気

以前、日本人だったから、パレスチナでとても良い待遇を受けたと書きました。しかし、日本人であることが酷い態度を取られる原因になることもあります。私が国連本部警護チームに配属されたばかりのころのトラベルコーディネーターは、イスラエル人女性で中東の情報には詳しいがアジアについては何も知らない人でした。当然 […]

  • 2021年4月9日

ボディガード、時には自腹覚悟で…

以前、火山や温泉(ブルーラグーン)、オーロラに氷河など見どころ満載で観光客に人気の国アイスランドにアドバンス(先着警護)をしに行ったことがあります。日本と同じように周りを海で囲まれた島国のアイスランドの面積は、日本より更に小さく10万3000㎞²しかありません(日本は、377,976,41km²)。 […]

  • 2021年4月8日

日本人ボディガードが海外で直面する扱い

ボディガードと現金の回で、無料で最高のサービスを提供してくれるのは日本ぐらいで、他の国ではサービスを受けたら、それ相応の対価(チップ)を支払う必要があると書きました。しかし、ここで気をつけないといけないことが1点あります。それは、海外の人たちが持っている日本人へのイメージです。  実際は、 […]

  • 2021年4月7日

ボディガードと現金

日本でもクレジットカードや電子マネーが十分に浸透した感があり、以前に比べて財布の中の現金がかなり減ったという人も多いと思います。しかし、残念ながら同じアジアでも中国や韓国、そして欧米に比べるとまだまだ支払いは現金のみ、もしくはクレジットカードの利用は最低○○円からなんてルールを設けている店が残ってお […]

  • 2021年4月6日

国連本部警護チームの空港対処

残念ながら、民間の警備会社に勤めた経験がないので、民間警備会社所属の警護員が空港でどのようにVIPを受け入れ、送り出しているのか分かりません。今回は、私が約10年間警護のキャリアを積んだ国連本部の警護チームでは空港で民間の航空会社を利用する際どのような対応方法をしていたか少しだけ紹介したいと思います […]